大晦日です。
毎年そう思うけど、本当に一年あっという間ですね。
年齢を重ねるごとに、早くなっていく気がしています。
皆さんは、どんな一年でしたか。
小沼は、何と言うか……「駆け抜けたなぁ」な気持ちです(笑)
ちょいちょいえっくすでも書いてましたけど、有難いことに近年まれに見る現場続きでして。
居心地の良い現場と、あたたかなご縁に恵まれた、忙しくもやわらかな一年だったような気がしています。
まずは四月。
工藤沙緒梨プロデュース公演Re:TryAngle 1st「君たちが1000%!!」「デラシネ達の子守唄」。


いずれも、過去にSTARバープロデュースで上演された作品でした。
まさかの入場料1000円(ドリンク代込)、お代は見てのお帰りで、という今日日珍しい投げ銭形式。しかもシャッフルキャスト!
沙緒梨嬢らしい、だいぶ攻めた企画だったなぁと思います。
今回、役者としてだけでなく作品ごとのフライヤーも作らせていただき……仕事で使っているとは言え、かなり手探りではあったのですが、大変良い経験をさせてもらいました。
君1000の店長はなかなか無い役で楽しかったですし、大統領師匠の中田さんの脚本がそもそも最高に面白くて。
初演をご覧になった方も多かったのでは、と思うのですが、また違う空気感の作品になったのでは、と思います。どうかな?(笑)
対して、デラシネのエヴリは「鉄道警察隊」という180度印象の違った役。
信也さん得意のミステリであり、どことなくお洒落な空気も兼ね備えた作品でもあり……。
少しファンタジーというか、SF要素も入った作品だったので、世界観のはっきりした衣裳を着られたのもとても嬉しかったです(笑)
一公演の中で二作品出演させてもらったり、受付やったり物販やったり、フライヤーを作らせてもらったり、ブロマイドの文字入れをさせてもらったりと、挑戦の多い公演だったのですが、中でも大きかった出来事と言えば、あたしの演じた店長もといタムラキョウカの兄・タムラユウイチを演じた高田那由太さんとの出会いでしょうか。
5月から、那由太さんが店長を務めている椎名町のレストラン「offza」で働かせていただいておりまして、今なお「兄さん」と呼ばせてもらい、仲良くしてもらっております(笑)
いやー、どちらかと言えば姉ポジに入る小沼、上がいる感覚が嬉しくてね!!w
まさか、自分がまた飲食をやるとは思ってなかったのですが。offzaのキッチンでゆるく楽しく伸び伸び働かせてもらっています。
そして5月。エビスSTARバープロデュース公演短篇集其ノ肆「夜」の「プレリュード・フィズ」。

寂びれた港町のスナックのチーママ。
佐藤信也版「藪の中」ということで、同じ出来事を別の人物の視点から語る、というような構成でした。
チーママの台詞は一切変わらないまま、「後輩」と「幼馴染」の話の内容だけが変わるため、其ノ参「風」で上演された「彼の場合」も含めて三本観ると「さて、正しいことを言っているのは一体…?」となるような、凝ったギミックの作品でした。
(なお、「風」のチーママは中舘早紀さんが、彼は牧野純基さんが演じています)
難しくはあったけど、楽しかったなぁ!二人芝居好き!あと、カレー作るの楽しかった(笑)
いつも思うけど、STARバーの近さゆえの五感をダイレクトに刺激する感じと、その面白さが生かされた作品だったなと思います。
STARバーを熟知している信也さんならでは。
まさかの作品内カラオケも良い思い出です(笑)
7月。Anchor Ptoduce旗揚げ公演「Once upon a time… in a blue moon」。

魔女・アナ。小沼にしては相当珍しい洋モノファンタジー。しかも、やってそうでやってなかった魔女の役。
作品性と役の持つ感情やら何やらがぶっ刺さり、久々にエグいロスり方をした作品でした(笑)
マジで終わった後寂しすぎて1か月くらい引きずった←
「Under the Near Despair」のディアナとリョウのように、生涯忘れられないだろうシーンを演じられたことは、本当に役者冥利に尽きる幸せでした。お客様からの評判もとっても良かったしね。
こちらに関しては、元のブログの方で散々語ってるので読んでなくてご興味ある方はそちらをどうぞw
https://onuma-eriko.hatenablog.com/entry/2024/07/25/235622
8月。兄さんこと高田那由太さんの生誕祭「なゆフェスvol.2」。

ちなみにこちらもフライヤー作成させていただいたよ!
キッチンスタッフとしても入りつつ、デュエットで「Take Me or Leave Me」「美女と野獣」の二曲を歌わせてもらいました。
人とハモるの久々過ぎたんだけど、楽しかったなぁ。
9月。スペースM&Aプロデュース公演「ダーツ・オブ・フォーチュン」。

地方公務員の、小潟那桜子役。
派手さの無い、ほんの少しの不思議が静かに横たわる、どこにでも、誰にでもあるような話。
7月の時とはまったく違ったスペースM&Aの使い方で、入場した瞬間にびっくりされたお客様も多かったよう。
信也さんのセンスとこだわりの詰まった舞台美術でした。
ふらりと現れた旅人のカイトという青年に、淡い恋心を抱く……といったような役回りでしたが、これまた滅多に回ってこない感じの役柄でして。
どちらかというと、気が強かったり意志をはっきり持った女性の役の方が多いので、新鮮だったな。
カイト役の織田くん、一回り違うのでまぁまぁ震えましたがw
不思議なナチュラルさを持った子で、あたしもあまり気負いなく立てた気がしています。
彼女の恋が報われることは無かったけれど、彼との出会いがあたたかな光になっていますように、と願ってやみません。
そして年内ラストの出演となった10月。留級座 秋の番外公演「愚者と星と死神についてのいくつかの考察」。

見習いタロット占い師のチェリ子もとい渡邉さくら役。
……お引き受けするか、非常~~~~~に悩んだ公演でした(笑)
なんせ、9月の公演が終わってから3週間ないうちに初日。しかも一応主役。
決して台詞覚えの早くない小沼、「出来るのか……?」と不安はあったのですが。
いつもお世話になっている星野さんから、「さくらをお願いしたい」という直々のご指名とあらば……というのもあり、先に脚本を拝読させていただいた上で出演を決めました。
結果、結構苦労したのは事実なんですけど(笑)
でも、お引き受けして良かったなと思っています。作中特に会話の多かった辰己ちゃんには、本当に、とってもお世話になりまして……。
こちらも、詳しくは引っ越し前のブログに綴っておりますので、よろしければ。
https://onuma-eriko.hatenablog.com/entry/2024/10/26/010306
あと、今年特筆すべきと言えば、一日店長「花枝風薫」でしょうか!
ちょっとね、いつもいっぱいいっぱいで写真が少ないんですけどw

一月から始まり、六月、十一月と開店させていただきまして。
ただただ、小沼が作りたい料理を作り、そこに薫ちゃんが美味しいお酒を選んでくれて、まぇちゃんがサポートしてくれて。
次の開催を楽しみにしてくださる方も多く、本当に嬉しかったです。
来年も、ゆったりと続けていきたいと思いますので、どうぞ御贔屓に。
そんなわけで、簡単ではありますが、一年のふりかえりとしたいと思います。
今年も応援してくださった方、ご縁を繋いでくださった方、繋がってくださった方へ、心よりの感謝を込めて。
来年も、何卒よろしくお願いいたします。
良いお年を。

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